赴任先出社時に備えて(前回からの続き)

赴任先への初出社日については、赴任者はもとよりナショナルスタッフにとっても不安と緊張を強いられる日となります。前任者または同じ職場の赴任者から事前に赴任先の状況やナショナルスタッフの様子などを聞かれているかと思いますが、それが全てではありません。事前情報がかえって「先入観」となって、皆さんの見方を誤らせてしまう可能性もあります。初出社日においては、可能な限り「白紙」の状態で臨みたいものです。

では、迎えるナショナルスタッフはどうなのか?これはそうはいきません。皆さんを良くも悪くも観察しまくります。前任者との比較は当然のことながら、新任の皆さんがナショナルスタッフにとって有益な人となるのか、あるいは頼りにならない人なのか。それを見極める最初の一歩が皆さんの初出社日になるわけです。皆さんの赴任をナショナルスタッフ全員が大歓迎していると考えるのは早計です。何故なら、皆さんの事を殆ど理解していない(または事前情報が乏しい)からです。彼らとの関係を良好に築けるかは、皆さんの初出社日での対応が大きなステップとなります。具体的には次回以降のブログで。

投稿者:グローバル・ピア コンサルティング・ファーム